財団概要
代表理事挨拶
現在、世界の人口はおよそ75億人となっており、2055年には100億人を突破すると言われています。特に開発途上国の人口が急激に増加しており、そこには貧困やインフラだけではなく、医療・教育についても多くの課題が山積みとなっています。世界的な医療の課題を解決するためには、一時的なモノやカネの支援に頼るだけではなく、その国で医療を担う人材を育成することが何よりも大切だと考えております。
また、近年の医療技術の進歩は目覚ましいものがあり、日本のみならず世界中の研究者がたゆまぬ努力をしておりますが、多くの研究助成金は期限付きであり、全ての研究機関や組織で研究費が十分にあるわけではございません。新たな先進医療開発の研究を進めるためには、研究者が研究に打ち込める環境が必要となります。そして、研究成果が臨床現場に届き、患者様が享受できるようにしていかなければなりません。
医療に従事する者として、世界が抱える医療の問題を解決するために何か貢献できないかとの思いを抱えておりましたが、微力でも一歩を踏み出すことが重要と考え、当財団を設立いたしました。当財団では、日本及び世界医療の更なる発展に貢献するために、国際的な医療人材の育成に加え、先進医療の研究開発支援を行ってまいります。意欲の高い医療従事者への留学支援や開発途上国への医療専門教育とともに、人類のために優れた医療技術開発の研究に打ち込む方々を支援することを通じて、全世界の人々の健康に寄与していく所存です。公益財団法人 中村哲也記念財団
代表理事 中村 哲也
沿革
設立年月日 | 平成30年3月1日 |
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目的 | 我国及び世界の先進医療・慢性期医療の発展に貢献するための事業の運営及び当該事業を行う他の事業者に対する支援事業と、 医療・介護を担う国内外の国際医療人の育成のための事業の運営及び当該事業を行う他の事業者に対する支援事業を行うことを目的とする。 |
財団の事業 | (1)先進医療・慢性期医療に取り組む事業の運営及び運営に必要な付帯事業の運営 (2)前号の事業を行う他の事業者に対する支援事業 (3)医療従事者に対する海外への留学、国内への留学受入に関する支援事業 (4)前号の留学生の就職紹介、斡旋に関する事業 (5)国際医療人育成のための語学教育、医療専門教育に関する事業の運営 (6)前号の事業を行う他の事業者に対する支援事業 (7)前各号に関する組織、団体の設立、運営に関する事業 (8)その他この法人の目的を達成するために必要な前各号に付帯関連する事業 |
役員 | 代表理事 中村 哲也 理事 伊藤 雅明 理事 倉持 雄二 監事 鈴木 広典 |
評議員 | 評議員 中村 尚子 評議員 内藤 松雄 評議員 渡邉 七郎 |